

現地の人たちに
成長の機会を提供できるのは、
海外事業の醍醐味かもしれない。
ZENSHO FOOD DE MEXICO S.A. DE C.V.
(Director)
経営学部 経済学科 卒
2012年 入社
新卒入社ですき家中部支社に配属されました。3 年目にグローバル事業推進本部に異動し、マレーシアと台湾の従業員教育やインドネシアの
子会社のオープンフォローに携わることに。その後、すき家東京支社のブロックマネジャーを経て、
2018 年から4年間ブラジルに駐在しました。現在はメキシコでディレクターを任されています。
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出向先でのミッション
現在私はメキシコに駐在し、現地で「すき家」などを運営するグループ会社でディレクター職を務めています。ディレクターとは現地の店舗責任者のこと。顧客満足度を高め、店舗の売上、会社の利益を向上させるのが私に課せられたミッションです。日本とは異なる食文化や嗜好、生活スタイルをもつメキシコの人たちに、どのような店、どのようなメニュー、どのような味が受けいれられるのか、日々研究し改善を重ねています。
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現地での仕事内容
接客や調理、配膳、清掃といった基本業務を高いレベルで実践するため、現地社員やクルーを教育するのが私の仕事です。同じ看板を掲げ、同じ商品を取り扱うすき家であっても、そこで働く従業員次第で店の売上や評判はガラリと変わります。私の尊敬する経営者 松下幸之助の言葉に「企業は人なり」とありますが、まさに「店は人なり」なのです。すべての店舗において、「おいしかった、また来たいな」と、お客様に思ってもらうことが目標です。
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その国ならではの仕事のおもしろさ
以前駐在していたブラジルには、貧困が理由で先進国レベルの教育を受けられない人が数多くいました。しかし、そんな彼らが現地社員やクルーとして働くなかで、さまざまな知識やスキルを吸収し成長していくのを何度も目の当たりにしました。もしかしたら、日本よりも純粋に、働く意義や喜びを感じられるのかもしれません。企業としてそのような成長の場を提供できるのは、海外事業の醍醐味なのではないかと思います。
目指したいキャリア・今後の夢
個人的な目標は入社以来一貫していて、ゼンショーグループ会社のCOO(最高執行責任者)になることです。職位が上がれば当然責任も増します。しかし、その責任の重さを楽しみながら上のステージで闘いたいです。また、結果だけではなく過程も大事で、目標に向かう過程を自己成長の機会にしようと思います。
1日の
スケジュール
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08:00 出勤
メールチェック・課題の確認
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08:30 朝礼
企業文化の浸透・醸成
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10:00 ミーティング
情報共有・現地社員への研修
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11:00 商品確認
現地導入商品の試食やサンプルの確認
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13:00 臨店
オペレーションやサービスのチェック
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15:00 臨店
クルーの教育
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17:00 ミーティング
商品戦略やプロモーション戦略に関する会議
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18:00 退勤
退社後は人気店をチェック
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オフの過ごし方
メキシコには、妻と娘と私の3人で駐在しています。休日は妻とテニスをしたり、娘の習いごとを観に行ったり、時々旅行に出かけたりしています。また、仕事で使うスペイン語の勉強にも取り組んでいます。