文化的背景の違いを受け入れながら、同じ目標に向かい力をあわせる。 文化的背景の違いを受け入れながら、同じ目標に向かい力をあわせる。

文化的背景の違いを
受け入れながら、
同じ目標に向かい力をあわせる。

ZENSHO HONG KONG CO., LTD
(COO)

S.M.

経済学部 卒

2001年 入社

すき家の営業部、ゼンショーホールディングスの経理部や、グローバル事業推進本部を経て、2014年から台灣善商股份有限公司に出向。
2018年にはCOO(最高執行責任者)に就任しました。2021年からZENSHO HONG KONG CO., LTDに出向し、
現在は香港と台湾、2社のCOOを務めています。

  • 出向先でのミッション

    香港と台湾の2社でCOOを務める私のミッションは、すき家の出店による事業拡大と、規模にあわせて全ての業務を最適化し、利益を最大化することです。事業戦略は日本の本部と相談しながら策定しますが、その際、現地のトレンドや経済・社会情勢を敏感にキャッチしたうえで、起案するようにしています。また、事業を支えるのは駐在員や現地社員のため、業務に関する指示だけではなく、企業理念の教育にも力を入れています。

    出向先でのミッション 出向先でのミッション
  • 現地での仕事内容

    香港では、すき家を5店舗展開しています(2022年12月末時点)。今の課題は、さらなる出店拡大とブランド構築です。立地条件や店舗レイアウトを精査して出店を進め、日本と同じオペレーションが実践できるよう、部下や従業員を教育しています。同時に、本部と製造部門が適正人数で運営できる体制も構築しなければなりません。また、私がCOOとして結果を出すだけではなく、次世代のCOO輩出も意識しながら仕事をしています。

    現地での仕事内容 現地での仕事内容
  • その国ならではの仕事のおもしろさ

    日本で飲食店に入ると、まず「いらっしゃいませ」というあいさつで出迎えられますが、香港や台湾では、店員が来店客に対し、いきなり「なに食べる?」と聞くのが一般的です。そういった日本とは違う文化的背景を持つ人と一緒に働くのは苦労も多いです。ただ、背景を踏まえたうえで伝え方を考え、会社の理念に共感してもらい、同じ目標に向かって力をあわせる過程にはおもしろさも感じます。

    その国ならではの仕事のおもしろさ その国ならではの仕事のおもしろさ

目指したいキャリア・今後の夢

これまで私が学び身につけてきたものを次世代に伝え、彼らに責任のある仕事を任せること、そして自らは次のステージで力を発揮することが、今後の目標です。会社や社会の状況にあわせて、そのとき自分がすべきことは何なのかを問い続け、会社のステージが上がるごとに、自分自身のステージも上げていきたいと思っています。

1日の
スケジュール

  • 08:30 出勤

    数字の確認

  • 09:30 ミーティング

    オンラインで台湾の部門長ミーティング・情報共有と課題進捗確認

  • 10:00 ミーティング

    香港の部門長ミーティング・情報共有と課題進捗確認

  • 11:00 商品確認

    新商品の試食・セントラルキッチンでの試作品の確認

  • 12:00 臨店

    取引先と打ち合わせをしつつ、現場で営業部門の課題進捗確認

  • 14:00 ミーティング

    店舗開発ミーティング・物件調査

  • 16:00 報告・指示

    店舗レイアウトに関する報告を受け、指示を出す

  • 17:00 決裁業務

    書類のサイン・支払い手続き

  • 19:00 退勤

    ウォーキングを兼ね少し遠まわりして帰宅

※臨店…店舗で問題点を観察・分析・判断すること