

官能評価と成分分析の
専門家として、
“おいしさ”を解明する。
ゼンショー中央技術研究所
評価技術研究室
理工学研究科 応用生物科学専攻 卒
2021年
入社後はすき家に配属され、売上向上を目指し、クルーの教育や店舗の改善に取り組みました。
2021 年秋に、ゼンショー中央技術研究所の評価技術研究室に異動。現在は、食材の官能評価や成分分析の実施、実験データの解析など、
ゼンショーで使用されている食材・商品の“おいしさ”を定量的に評価する業務に携わっています。
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現在の仕事内容を教えてください
ゼンショー中央技術研究所は、MMDの根幹を支え、よりよくしていくための技術革新を担う部署です。原材料の調達から店舗での販売までを一貫して管理・運営をしているゼンショーのビジネスモデルの「MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)」のもと、食材・商品の“おいしさ”を評価しています。そのなかでも私の所属する評価技術研究室では、“おいしさ”を科学的に解明することを目標として、研究に取り組んでいます。具体的には、人間の感覚を用いて製品の品質を判定する官能評価と、機械を用いて商品に含まれる物質を測定する成分分析を行っています。
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仕事のやりがいを教えてください
ゼンショーには、ただ商品をつくるだけではなく、地球規模で広がる店舗においてそれをお客様に提供している、という強みがあります。官能評価や成分分析など、自身の研究を通して生み出した、“おいしさ”に関わる知識や技術が反映された商品が、お客様のもとに届いているのを、直接自分の目で確認できる点に、私は大きなやりがいを感じています。また、“おいしさ”の解明によって、高い品質を確保したゼンショーの商品を全世界に、さらには時代を超えて提供することができるようになるのも、この仕事の面白いところです。
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今後どんなことに挑戦して
いきたいですか?官能評価と成分分析、その両方の専門家になることが、私の今の目標です。“おいしさ”について考えるとき、官能評価のみ、もしくは成分分析のみと、どちらか片方だけでとらえられてしまうケースが多いのが現状です。実は両方の側面からのアプローチが必要なこと、そして私自身がそれを実行できることを積極的にアピールし、“おいしさ”の評価の際には、真っ先に声がかかる人財になりたいと考えています。評価のスペシャリストとして、付加価値のある商品を世界中に広げていこうと思います。

ゼンショーを選んだ理由
大学時代、バイオテクノロジー分野の研究に携わっていた私の就職活動の軸は、「いつでも人を楽しく、幸せにできる『食』に携わる仕事」でした。企業研究を進めるなかで、大学の先輩がゼンショーで働いていることを思い出し、選考を受けることにしました。特に印象に残っているのは、「ゼンショーの研究は、食材の調達から実際にお客様に届けるところまで、すべてがターゲットになる」という、ゼンショー中央技術研究所長の言葉です。ほかの「食」の会社にはない、ゼンショー独自の強みがここにあると感じ、入社を決めました。
1日の
スケジュール
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08:30 出勤・朝礼
体調チェック・当日の業務内容の確認
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09:00 実験
ラボで実験
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11:50 昼休み
近くに出ているキッチンカーに昼食を買いにいくことが多い
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13:00 データ解析・資料作成
実験結果の整理・報告資料の作成
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15:00 ミーティング
業務の進捗状況をチームで確認・必要な作業の洗い出し
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17:00 資料作成
当日の業務を振り返り・翌日の業務内容の確認
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17:30 退勤
部署のメンバーとご飯を食べに行くことも
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オフの過ごし方
友人と一緒に、旅行や食事に出かけることが多いです。最近は御朱印集めが趣味で、御朱印目的で訪れた場所のグルメや観光を堪能したり、御朱印仲間同士で会話を楽しんだりしています。