

現場と本部をつなぎ、
最適な改善を施しながら、
働きやすい工場をつくる。
農学部 水産学科 卒
2009年 入社
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CAREER 01 学生時代〜入社
大学時代は部員数200名のラグビー部で主将を務めていました。大学の部活における主将の役割は、高校のそれとは異なり、監督と連携を図りながら部を運営することがメインです。渉外活動や大会エントリー手続き、遠征・合宿の企画、コスト管理など、大所帯の組織をマネジメントした経験は社会に出てからも活きています。また学業では農学部水産学科の授業の一環でマグロの養殖に携わりました。就職活動は食品業界を中心に行ったのですが、その中でゼンショーを選んだのは、親身になっていただいた人事担当に惹かれたからです。


CAREER 02 入社1年目
入社後は製造部の関西工場に配属されました。なにもかもが初めての経験で、上司に言われたことをただこなすだけの日々。また、一緒にライン作業に入るクルーは年上の方ばかりで、正社員とはいえ新入社員の指示など聞いてもらえないだろう、という引け目もあったかもしれません。なにかと挫折を味わった1年目でしたが、それでも待ちの姿勢では状況は好転しないので、自ら行動を起こし積極的にクルーとコミュニケーションを図るようにしました。


CAREER 03 入社3年目
埼玉県の本庄児玉工場で、私の製造マンとしての人格が形成された気がします。上司は厳格な人で、常に私の成長を考えて指導してくれました。特に印象に残っているのは、「作業としてとらえるな、意味を理解しろ」という言葉です。なにが正しいのか、今の状態がベストなのか、常に考える癖がつきました。製造マンが果たすべき使命は、受注量をクリアすることです。そのためには、機械が問題なく動き、人員体制が整っていないといけません。機械のメンテナンスやクルーのシフト調整を単なる作業にせず、意味を考え行動するようになりました。


CAREER 04 入社10年目
さまざまな工場を渡り歩き、各所でモデル工場の実現を目指しました。モデル工場とは、安全・衛生・品質に関する社内調査でもっとも優秀な成績をおさめた製造工場を指します。そして入社10年目、本部業務管理部に異動し、製造会社の組織改善に取り組みました。工場側からは本部の仕事が見えづらいと思うときもありましたが、間接部門と呼ばれる部署にしかできない仕事の存在を初めて知り、一気に視野が広がりました。そこで得た知識や経験を今度は製造の現場に戻って活用したいと思っています。
CAREER
今後の夢や目標は?
製造会社の人事部長になることが今後の目標です。というのも、10年以上の現場経験をもち、工場長も務めた私だからこそできる人事の仕事がある と考えているからです。工場勤務の人財はなかなか獲得しにくいのが現状です。省人化も進められるなかで、
特定の人にしかできない業務を極力排除し、どこかに負荷がかかっているのならばそれを軽減する必要があります。常に現場に寄り添いながら、
オペレーションラインで問題になっていることを敏感にとらえ、必要なアクションが起こせるサービス部門をつくりたいと思います。